「図書館って、本を借りる場所でしょ?」
そう思っていた時期が、我が家にもありました。
でも今は、はっきり言えます。
図書館は“本を借りる場所”ではなく、無料で使える教育チーム。
司書さん。
お話会。
イベント。
そして、そこに集まる子どもたち。
図書館という空間には、
家庭だけでは作れない“読書の仕掛け”がたくさんあります。
今回は、我が家が実際に活用している
図書館の“プロの力”についてお話しします。
▶ 司書さんは「本のプロ」

ある日、こんなふうに相談しました。
「3歳で、最近おばけの絵本にハマっていて…」
すると司書さんは、
・かわいらしいおばけ
・ちょっとこわいおばけ
・笑えるおばけ
・児童書コーナーにあるシリーズもの
など、親では見つけられなかった本を
10冊ほど持ってきてくれました。
娘は表紙を見ながら、
「これ読んで」
「これも!」
と数冊をその場で読み始めました。
親の検索力には限界があります。
でも司書さんは、
・年齢
・発達段階
・テーマ
・最近の人気傾向
を総合して提案してくれる“本のプロ”。
遠慮せず、頼っていい存在です。
▶ 図書館で“幅”が広がった瞬間

娘がおばけずかんにハマったきっかけは、意外な出来事でした。
ある日、図書館で小学生のお兄さんが
児童書コーナーの前で本を読んでいました。
それを見た娘は、近くにあった児童書を
そっと引っ張り出しました。
それが「おばけずかん」。
3歳の娘が児童書を手に取るなんて、
家だけでは絶対に起きなかった出来事です。
図書館には、
・年上の子
・同年代の子
・静かに読書する空気
があります。
子どもは、環境から刺激を受ける。
図書館は“読書している人がいる場所”。
その空気そのものが、
読書のハードルを下げてくれます。
▶ お話会は“特別な読書体験”

土曜日は、パパとお話会に参加しています。
お話会で読まれた本は、特別。
終わると、多くの子がその本を借りていきます。
娘も、
「さっきの借りたい!」
と目を輝かせます。
そして借りられた日は、
「特別の本!」
という気持ちで、家でも何度も開きます。
家で親が読むのとは違う。
・違う大人に読んでもらう
・友達と一緒に聞く
・“みんなが面白いと思っている”体験を共有する
これが、読書に特別感を生みます。
▶ 図書館は“安心できる場所”になる

通い続けているうちに、
「こんにちは」
「今日は何を借りるのかな?」
と声をかけてもらえるようになりました。
恥ずかしがり屋の娘も、
少しうれしそうな表情を浮かべます。
図書館は、
本を借りる場所以上に
安心して長くいられる場所になりました。
だからこそ、
2時間ゆっくり絵本を選ぶ日もあるのだと思います。
▶ 別の図書館に行く意味

たまに、自転車や電車で隣の市の図書館へ行きます。
理由は3つ。
- 住んでいる市にない本がある
- 気分転換になる
- 別の地域のお話会や雰囲気を体験できる
図書館ごとに、
・蔵書の傾向
・展示の仕方
・イベント内容
が違います。
それは、子どもにとって
“読書の世界が広い”と知る体験。
読書は、閉じた世界ではありません。
いろんな場所に、本はある。
その感覚が、自然に育っていきます。
▶ 明日からできる図書館プロ活用3ステップ

STEP1|通う日を決める
「図書館に行けたら行く」ではなく
「この日は図書館の日」にする。
習慣化がすべての土台です。
STEP2|司書さんに一言相談
「3歳で、おばけが好きで…」
これだけでOK。
年齢+テーマを伝えるだけで、
世界が一気に広がります。
STEP3|お話会に一度参加する
最初は様子を見るだけでも十分。
“みんなと聞く読書”は、家庭では作れません。
▶ 我が家が図書館を“最強の読書環境”だと思う理由

・失敗できる(無料)
・本の幅が広がる
・人との関わりがある
・安心できる居場所になる
オンラインも、教材も、もちろん素晴らしい。
でもまずは、
図書館という最強の環境を使い切る。
それだけで、読書はちゃんと動き出します。
もし今、
「何から始めればいいかわからない」
そう思っているなら、
まずは近くの図書館へ。
きっと、思っている以上に
頼れる“プロ集団”が待っています。

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