「このまま保育士を続けて大丈夫?」
これは、男性保育士が一度は必ず感じる将来への不安です。
周りを見渡せば、男性保育士は少数派。
給料は高くない、キャリアの道が見えにくい、家庭を持てるのかも不安──。
私自身、保育歴9年・転職6回を経験する中で、何度もこの壁にぶつかってきました。
でも今は、将来を見据えた現実的な選択肢があることをはっきりと伝えられます。
この記事では、現役男性保育士の視点から
男性保育士のキャリアパス3つの道を分かりやすく解説します。
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男性保育士のメリット・デメリットを現役目線で正直に解説
男性保育士のキャリアパスは大きく3つ

男性保育士が将来を考えるとき、主な選択肢は次の3つです。
男性保育士のキャリアパス3つの道
1️⃣ キャリアアップ研修制度を活用する
2️⃣ 公立保育園で安定したキャリアを築く
3️⃣ 転職で環境を変える
それぞれ、メリット・注意点を含めて詳しく見ていきましょう。
1️⃣ キャリアアップ研修制度の活用
保育士には、「保育士等キャリアアップ研修」という国の制度があります。
2017年から始まった制度で、専門性を高めることで処遇改善手当Ⅱを受け取れる仕組みです。
キャリアアップ研修の分野
研修は以下の8分野に分かれています。
基本分野
- 乳児保育
- 幼児教育
- 障がい児保育
- 食育・アレルギー
追加分野
- 保健衛生・安全対策
- 保護者支援・子育て支援
- 保育実践
- マネジメント
取得できる役職と手当額
| 役職 | 必要な研修・条件 | 月額手当 |
|---|---|---|
| 職務分野別リーダー | 1分野修了+経験3年以上 | 最大5,000円 |
| 専門リーダー | 4分野以上修了+経験7年以上 | 最大4万円 |
| 副主任保育士 | マネジメント+3分野以上修了+経験7年以上 | 最大4万円 |
⚠️ 注意点
処遇改善手当Ⅱは、園が制度を申請していなければ支給されません。
そのため、キャリアアップ研修を受ける前に
・処遇改善手当Ⅱを申請しているか
・研修修了後、役職に反映されるか
を面接時に必ず確認することが重要です。

私は現在「専門リーダー」として、月4万円の処遇改善手当Ⅱを受け取っています。
これが、年収540万円に到達できた大きな要因の一つです。
キャリアアップ研修は、
**「同じ園で働きながら年収を上げたい男性保育士」**にとって、有効な選択肢です。
2️⃣ 公立保育園での勤務
もう一つの選択肢が、公立保育園で働くことです。
公立保育園では、自治体職員(公務員)として採用されるのが一般的です。
公立保育園のメリット
✅ 年齢・経験に応じた安定した昇給制度
✅ 長期的なキャリア形成がしやすい
✅ 主任・園長など管理職への道が明確
✅ 福利厚生が充実
✅ 退職金制度が手厚い
将来設計を重視する男性保育士には、非常に魅力的な環境です。
公立保育園の注意点
❌ 年齢制限がある自治体が多い(目安:30歳前後)
❌ 採用試験の競争率が高い
❌ 筆記試験・面接などの対策が必要
❌ 計画的な準備が必須

私は公立保育園で働いていましたが、男性保育士の先輩たちは、主任や園長を目指していました。
公立保育園は、長期的なキャリアを描きやすい職場だと思います。
3️⃣ 転職で環境を変える
そして、私自身が選んだ道が
「転職によって環境を変える」ことでした。
正直に言うと、最初は
「転職を繰り返すのは良くない」
「我慢が足りないと思われる」
そんな不安もありました。
それでも、合わない環境で無理を続けた結果、
心も体もすり減っていたのが現実です。
転職で変わったこと
✔ 年収が大きく上がった
✔ 人間関係のストレスが激減
✔ 長く働ける園に出会えた
今では、5年継続勤務・年収540万円・残業ほぼなし。
あのとき環境を変える決断をして、本当に良かったと思っています。

将来不安の正体は「自分が悪い」のではなく、「環境が合っていなかった」だけでした。
👉キャリア不安を減らすための園選びの考え方
男性保育士が後悔しない園選び|転職6回でわかった失敗しない判断基準
まとめ|将来不安の正体は「情報不足」

男性保育士の将来不安は、決して珍しいものではありません。
でも、その多くは 「選択肢を知らないこと」から生まれています。
- キャリアアップ研修で収入を上げる
- 公立保育園で安定した道を選ぶ
- 転職で環境を根本から変える
選択肢を知るだけで、不安は確実に小さくなります。
「このままでいいのかな…」と感じているなら、
まずは情報を知ることから始めてみてください。
👉男性保育士の給料・将来・転職体験をまとめて読む
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