「3歳のイヤイヤ期が本当につらい…」
「これっていつまで続くの?」
「毎日怒ってしまって自己嫌悪になる」
3歳前後の子どもを育てていると、
こんな気持ちになることはありませんか?
公園から帰りたくない、着替えない、寝ない、
買い物に行けば「買って買って!」の大合唱。
頭では「成長の一環」と分かっていても、
毎日続くイヤイヤに心も体も限界…という方も多いと思います。
こんにちは。
元保育士で、現在3歳の娘を子育て中のママです。
保育士として10年間、たくさんの子どもたちと関わってきましたが、
実際にわが子を育ててみると、イヤイヤ期の大変さは想像以上でした。
この記事では、
- 3歳のイヤイヤ期はいつまで続くのか
- なぜ3歳でイヤイヤがひどくなるのか
- 親がしんどくなってしまう理由
- 元保育士の視点で大切にしている関わり方
を、子育て当事者としてのリアルな経験を交えながらまとめています。
「今しんどいのは、自分のせいじゃない」
そう思えるきっかけになれば嬉しいです。
3歳のイヤイヤ期とは?いつからいつまで続くの?

3歳のイヤイヤ期は、
**「自我の成長」と「感情のコントロールの未熟さ」**が重なることで起こります。
イヤイヤ期はなぜ起こるの?
3歳頃になると、
・自分の気持ちがはっきりしてくる
・「こうしたい!」という意思が強くなる
・でも、気持ちをうまく言葉にできない
という状態になります。
その結果、
「イヤ!」という形で気持ちが爆発してしまうのです。
2歳イヤイヤ期との違い
2歳のイヤイヤ期は、
「イヤ!」が口癖のように出る時期。
一方、3歳のイヤイヤ期は、
・言葉が達者になる
・理由をつけて反論してくる
・こだわりが強くなる
など、より手ごわく感じやすいのが特徴です。
3歳のイヤイヤ期はいつまで続く?
個人差はありますが、
多くの場合は4歳頃に少しずつ落ち着いていきます。
これは、
・気持ちを言葉で伝えられるようになる
・我慢する力が育ってくる
・先の見通しが持てるようになる
といった成長が進むためです。
👉 つまり、
今イヤイヤが激しいのは、しっかり育っている証拠でもあります。
3歳のイヤイヤ期がつらい理由【親がしんどくなる原因】

3歳のイヤイヤ期が特につらく感じるのは、
子どもだけの問題ではありません。
理由① 言葉が達者になり、反論が増える
3歳になると、
「だってさ〜」「○○だからイヤなの!」と
理由をつけて反論してくるようになります。
親としては
「そこまで分かってるなら言うこと聞いてよ…」
と思ってしまいますよね。
理由② 感情のコントロールはまだ未熟
言葉は増えても、
感情を抑える力はまだ発達途中です。
頭では分かっていても、
気持ちが追いつかず大爆発してしまいます。
理由③ 親の疲れが限界にきている
3歳頃は、
- 夜泣きが落ち着いたと思ったらイヤイヤ
- 少し楽になると思ったら要求が増える
と、親の疲れが溜まりやすい時期です。
余裕がなくなれば、
イライラしてしまうのは当然です。
理由④ 「ちゃんと育てなきゃ」というプレッシャー
・叱らない方がいい?
・甘やかしてる?
・この対応で合ってる?
情報が多い分、
「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い込んでしまうことも。
👉 でも、
イヤイヤ期で悩むのは、真剣に向き合っている証拠です。
元保育士が伝えたい「3歳イヤイヤ期の基本的な関わり方」

3歳のイヤイヤ期に向き合う中で、
私が一番大切にしていることがあります。
それは、
「すべてをうまくやろうとしないこと」
そして、
関わり方の“軸”を持つことです。
イヤイヤ期の対応に正解はありませんが、
この軸を意識するだけで、
親の気持ちが少し楽になります。
気持ちは受け止める、行動は受け止めない
イヤイヤ期でよくあるのが、
- 泣いているから要求を通す
- 怒らせたくなくてルールを曲げる
という対応です。
でも、ここで大切なのは
「気持ち」と「行動」を分けて考えること。
たとえば、
「まだ遊びたかったんだね」
「帰りたくなかったよね」
と、気持ちはしっかり受け止める。
でも、
「今日は帰るよ」
「これは買わないよ」
と、行動のルールは変えません。
この関わりを繰り返すことで、子どもは
「気持ちは分かってもらえる」
「でもルールは守るもの」
ということを少しずつ学んでいきます。
ダメなものはダメでOK。ぶれないことが安心につながる
「こんなことで泣かせていいのかな…」
「今日は疲れてるから許してもいいかな…」
そう思う日もありますよね。
でも、対応が日によって変わると、
子どもは混乱してしまいます。
- 昨日はOKだった
- 今日はダメ
この違いが、イヤイヤを強くしてしまうことも。
ダメなものはダメでいい。
それは冷たいことではありません。
むしろ、
「いつも同じ対応をしてくれる」
という安心感につながります。
先の見通しを伝える声かけが、イヤイヤを減らす
3歳の子どもは、
急な切り替えがとても苦手です。
だからこそ、
- 「あと10分で終わりだよ」
- 「これが終わったら次は○○だよ」
と、先の見通しを伝える声かけがとても効果的です。
時間の感覚が分からなくても、
繰り返すことで「もうすぐ終わりなんだな」と理解できるようになります。
ルーティンは、親子を助けてくれる最強の味方
イヤイヤ期の子どもにとって、
毎日同じ流れがあることは大きな安心になります。
・寝る前の流れ
・朝の支度の順番
・お風呂→ごはん→就寝 など
「これが終わったら次はこれ」
が分かると、切り替えがしやすくなります。
保育園でも、
毎日同じ流れで生活しています。
家庭でもできる範囲で
ルーティンを作ってあげると、
イヤイヤは少しずつ落ち着いていきます。
親も完璧じゃなくていい
元保育士でも、
自分の子ども相手だとうまくいかないことばかりです。
怒ってしまう日もあるし、
後から反省することもあります。
でも、
毎日100点の対応をしなくて大丈夫。
大切なのは、
「また明日、少し意識してみよう」
と思えること。
イヤイヤ期は、
親も一緒に成長している時期です。
【場面別】3歳イヤイヤ期のよくある困りごとと対処法

3歳のイヤイヤ期は、
**「いつ・どこで・何をするか」**によって困りごとが変わります。
ここでは、
実際にわが家でも悩んだ
3歳イヤイヤ期あるある10場面をまとめました。
「今まさにこれで困ってる…」
という項目から、ぜひ読んでみてください。
① 公園から帰りたくない
「まだ遊びたい!」
「帰らない!」と泣いて動かない…。
外遊びの切り上げは、
イヤイヤ期で一番多い悩みのひとつです。
👉 【3歳のイヤイヤ期「公園から帰りたくない!」時の対処法】
(※帰る前の声かけ・泣いた時の対応を詳しく解説)
② 洋服に着替えたくない
朝の支度やお出かけ前に
「着替えない!」と全力拒否。
時間がない時ほど、
親も焦ってしまいますよね。
👉 【3歳が「着替えたくない!」とイヤイヤする時の声かけ】
(※自分でやりたい気持ちへの付き合い方も紹介)
③ 寝る前・お昼寝前に「まだ遊びたい」
布団に入る直前になって
「まだ遊ぶ!」とスイッチが入ることも。
寝かしつけがうまくいかないと、
親の疲れも一気にたまります。
👉 【3歳が「まだ遊びたい」と寝ない時のイヤイヤ期対処法】
(※ルーティン作りと声かけのコツ)
④ お風呂に入りたくない
「今じゃない!」
「まだ遊ぶ!」とお風呂拒否。
疲れている時間帯ほど、
イヤイヤが強く出やすい場面です。
👉 【3歳のイヤイヤ期「お風呂に入りたくない」時の対応】
(※時間帯・声かけ・遊びの工夫)
⑤ 買い物中の「買って買って攻撃」
お菓子・おもちゃ売り場で
床に座り込んで泣くことも…。
外出先だと、
周りの目も気になってしまいますよね。
👉 【3歳の「買って買って攻撃」への正しい対応】
(※買わない時の声かけ・NG対応も解説)
⑥ お片付けしたくない
遊びに夢中で、
「片付けよう」と言うと大泣き。
毎日のことだからこそ、
親のストレスも大きくなりがちです。
👉 【3歳が「お片付けしたくない」とイヤイヤする時の関わり方】
(※予告・一緒にやる工夫)
⑦ 好き嫌い・ごはんを食べない
昨日食べたのに今日は食べない。
野菜を見るだけでイヤ!
食事の時間が憂うつになることもありますよね。
👉 【3歳イヤイヤ期の「好き嫌い・食べない」への対処法】
(※無理しない食事の考え方)
⑧ テレビを「まだ見たい!」
テレビを消した途端に
「まだ見たかった!」と大泣き。
ついもう一度つけたくなってしまう場面です。
👉 【3歳が「テレビまだ見たい!」と泣く時のイヤイヤ期対応】
(※時間の決め方・切り替え方)
⑨ トイレに行きたくない
トイレトレーニング中は、
「行かない!」問題もつきもの。
失敗すると、
親の方が焦ってしまいますよね。
👉 【3歳イヤイヤ期「トイレに行きたくない」時の考え方】
(※焦らないトイトレのコツ)
⑩ なんでも一人でやりたい
「自分で!」が口癖になり、
時間もかかって大変…。
でも、この時期ならではの
大切な成長でもあります。
👉 【3歳イヤイヤ期「なんでも一人でやりたい!」への付き合い方】
(※見守り方と手伝う判断基準)
💡 ポイント
どの場面でも共通して大切なのは、
**「気持ちは受け止める、行動は受け止めない」**こと。
すべてを一度にうまくやろうとせず、
今困っている場面から1つだけ試してみてくださいね。
3歳イヤイヤ期でやってはいけないNG対応【元保育士が解説】
3歳のイヤイヤ期、
頭では分かっていても、つい感情的になってしまうことはあります。
私自身、元保育士でも
「これはやっちゃったな…」と反省することが何度もありました。
ここでは、
イヤイヤ期に逆効果になりやすいNG対応を、
理由と一緒に分かりやすく解説します。
NG① 頭ごなしに叱る・否定する
「いい加減にしなさい!」
「なんでそんなことするの!」
強い言葉で止めたくなる場面、ありますよね。
でも、イヤイヤ期の子どもは
感情をうまくコントロールできません。
頭ごなしに叱られると、
- 気持ちを分かってもらえない
- さらに感情が爆発する
という悪循環になりやすいです。
まずは
「嫌だったんだね」
「まだやりたかったんだね」
と、気持ちだけ受け止めることが大切です。
NG② すぐに要求を通してしまう
泣かれるのがつらくて、
「もういいや」と要求を通してしまうこともあります。
でも、これを繰り返すと、
泣けば思い通りになると学習してしまいます。
気持ちは受け止めつつ、
ルールは変えない。
この積み重ねが、
イヤイヤを落ち着かせる近道になります。
NG③ 親の都合で対応を変える
- 忙しい日はOK
- 余裕がある日はダメ
対応がぶれてしまうのも、
実はイヤイヤを強くしてしまう原因です。
子どもにとって、
「いつも同じ対応」=安心。
完璧でなくていいので、
できる範囲で
「これはいつも同じ」にしてみてください。

特別な日は、理由をきちんと伝えるようにしています。
たとえば「今日はハロウィンだから、特別にお菓子は3つまでいいよ」と、
いつもと違う理由 を娘にわかる言葉で説明しています。
NG④ 「もう知らない」「置いていくよ」と脅す
言うつもりがなくても、
つい口に出てしまう言葉です。
でも、これらは
子どもに不安や恐怖を与えてしまう対応。
一時的に行動が止まっても、
根本的な解決にはなりません。
安心できる大人の存在が、
イヤイヤ期には何より大切です。
NG⑤ 他の子と比べる
「○○ちゃんはできてるのに」
「お兄ちゃんの時はこんなことなかった」
比べるつもりがなくても、
子どもは敏感に感じ取ります。
イヤイヤ期は、
成長のスピードも個人差が大きい時期。
その子のペースを大切にしてあげましょう。
NG⑥ 親が感情的になり続ける
イヤイヤ期が続くと、
親も疲れてしまいますよね。
でも、親のイライラが強くなるほど、
子どもも不安定になりやすくなります。
感情的になってしまったら、
- いったん距離を取る
- 深呼吸する
- 「今日は無理な日」と割り切る
それで大丈夫です。

私はイライラして感情を抑えられそうにないとき、
いったんその場を離れてトイレに行くようにしています。
少し距離を取ってクールダウンするだけで、気持ちが落ち着き、
娘にイライラをぶつけずにすむことが多いです。
💡 元保育士からひとこと
イヤイヤ期は、
**「うまく対応する時期」ではなく
「一緒に揺れながら過ごす時期」**です。
NG対応をゼロにしなくていい。
気づいた時に、少し修正できれば十分です。
イヤイヤ期はいつまで続く?終わりのサイン【3歳の目安】
「このイヤイヤ、いつまで続くの…?」
3歳イヤイヤ期で一番多い不安が、これです。
結論からお伝えすると、
イヤイヤ期にははっきりした終わりはありません。
でも、
「そろそろ落ち着いてきたな」と感じる
サインは、いくつかあります。
3歳イヤイヤ期はいつ頃落ち着く?
一般的には、
- 2歳後半〜3歳半頃がピーク
- 4歳前後で少しずつ落ち着く
と言われることが多いです。
ただし、これはあくまで目安。
✔ 言葉の発達
✔ 性格
✔ 環境(園・家庭)
によって、かなり個人差があります。
「まだ続いてる=おかしい」
ではありませんので、安心してください。
イヤイヤ期が終わりに近づいているサイン
ここからは、
元保育士として現場でよく見てきた変化と、
我が家の実体験をもとにご紹介します。
サイン① 自分の気持ちを言葉で伝えようとする
以前は泣いて怒っていた場面で、
- 「〇〇が嫌だった」
- 「まだやりたかった」
など、言葉で気持ちを伝えようとする姿が増えてきます。
感情をコントロールする力が、
少しずつ育ってきている証拠です。
サイン② 切り替えが少しずつ早くなる
- 泣いても立ち直りが早い
- 次の行動に移れる
以前よりも、
感情の切り替えがスムーズになってきたら、
成長のサインと考えて大丈夫です。
サイン③ 大人の言葉を受け止められるようになる
「今はできないよ」
「あとでやろうね」
こうした言葉に、
少しずつ納得しようとする姿が見られます。
完全に理解できなくても、
聞こうとする姿勢が出てきたらOKです。
サイン④ イヤイヤしても理由がはっきりしてくる
なんでもかんでも「イヤ!」だった時期から、
- 何が嫌なのか
- どうしたかったのか
が、少しずつ分かるようになります。
親が対応しやすくなるのも、
この頃からです。
イヤイヤ期が長く感じるときに大切な考え方
イヤイヤ期は、
自立心が育っている証拠
心が大きく成長している途中
でもあります。
「早く終わらせなきゃ」
と思うほど、
親も子どもも苦しくなってしまいます。
💡 元保育士ママ・パパからのメッセージ
イヤイヤ期は、
必ず終わります。
今は出口が見えなくても、
子どもは確実に前に進んでいます。
完璧な対応じゃなくて大丈夫。
うまくいかない日があっても、
それも含めて子育てです。
3歳イヤイヤ期まとめ|保育士夫婦が伝えたいこと

3歳のイヤイヤ期は、
毎日向き合っていると本当にしんどいですよね。
「声かけが悪いのかな」
「育て方を間違えた?」
そんなふうに、自分を責めてしまう保護者の方も多いと思います。
でも、まず伝えたいのは——
イヤイヤ期は、親のせいではありません。
イヤイヤ期は「困った時期」ではなく「育ちの途中」
イヤイヤ期は、
- 自分で決めたい
- 自分の気持ちをわかってほしい
という自立心が育っている証です。
うまく言葉にできない分、
泣いたり怒ったり、イヤ!と拒否したりして
気持ちを表現しています。
それは、
「ちゃんと成長しているサイン」でもあります。
大切なのは「気持ちは受け止める・行動は受け止めない」
この記事で何度もお伝えしてきたように、
イヤイヤ期の関わりで大切なのは、
・子どもの気持ちは受け止める
・でも、全部言いなりにはならない
という姿勢です。
✔ まだ遊びたかったんだね
✔ 着替えたくなかったんだね
と気持ちには寄り添いながら、
ルールや生活リズムは大人が守っていく。
この積み重ねが、
子どもの「安心感」と「自己コントロール力」を育てます。
完璧な対応じゃなくていい
保育士でも、
自分の子育てではうまくいかないことだらけです。
イライラしてしまう日もあるし、
怒りすぎて後悔する日もあります。
それでも大丈夫。
次の日、
「さっきはごめんね」
「大好きだよ」
そう伝えられれば、
親子の信頼関係はちゃんと育っていきます。
ひとりで抱え込まないでください
イヤイヤ期は、
親が一番つらい時期でもあります。
もし今、
- どう関わればいいかわからない
- 毎日しんどい
- 余裕がなくなっている
そんな状態なら、
あなたは十分がんばっています。
このブログが、
「少し気持ちが楽になった」
「明日もやってみようかな」
そう思えるきっかけになれば嬉しいです。

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