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3歳児の絵本選び|図書館で失敗しない7:3の黄金比【保育士解説】

図書館活用術

「3歳の絵本って、どう選べばいいの?」

・まだひらがなは読めない
・集中力が続く日と続かない日がある
・好みがコロコロ変わる

この時期の絵本選び、正直むずかしいですよね。

こんにちは。
保育士夫婦で育児ブログ「ほいくぺあ」を運営している、妻のかなです。

我が家には現在3歳の娘がいます。

図書館に通いながら試行錯誤を重ねた結果、
たどり着いたのが――

7:3の黄金比。

7割は子どもが選ぶ。
3割は親がそっと混ぜる。

このバランスにしてから、
絵本選びの“失敗”がほとんどなくなりました。

今日はその具体的な方法を、
元保育士の視点でわかりやすく解説します。


3歳の絵本選びが難しい理由

3歳は発達が大きく伸びる時期です。

・語彙が一気に増える
・想像力が広がる
・「自分で決めたい」が強くなる

でも同時に、

・気分のムラがある
・ブームが極端
・昨日好きだった本を急に読まなくなる

とても“揺れる”時期でもあります。

だからこそ、
親が完璧な本を探そうとすると苦しくなる。

必要なのは、正解探しではなく
ちょうどいいバランスでした。


図書館で実践している「7:3の黄金比」

我が家のやり方は、とてもシンプルです。

① まずは子どもが自由に選ぶ(7割)

図書館に着いたら、まず聞きます。

「今日はどんな本がいい?」

娘が持ってきた本は、いったん全部テーブルへ。

・表紙で選んだ本
・なんとなく引っ張り出した本
・シリーズもの

理由は問いません。否定もしません。

まずは“子どもの7割”を尊重します。


② その場で読む → ふるいにかける

並べた本は、その場で読みます。

・途中で「もういい」→終了
・「もう一回」→何度でも
・興味なし → 自然に脱落

借りる前に試せるのが、図書館の強み。

長い日には2時間近くいることもあります。

最終的に、娘は5冊ほどに絞ります。


③ 親の3割は“家でそっと置く”

親が選んだ3割の本は、図書館では強く勧めません。

家に帰ってから、本棚にそっと置いておきます。

日中遊んでいるときに
「これ読んで」と持ってくれば読む。

持ってこなければ、そのまま読まずに返すこともあります。

実際、まったく開かれずに図書館へ戻る絵本もあります。

でもそれでいい。

我が家が大切にしているのは、

「読ませること」より
「自分で選んだ」という体験。


母が選ぶ3割の本(保育士目線)

私はつい、こんな視点で選びます。

・行事や季節の実体験とつなげられる本
・昔話や物語など、ごっこ遊びにつながる本

たとえば――

春なら「さくら」「入園」「いちご」
秋なら「どんぐり」「おつきみ」

実体験と絵本が結びつくと、
理解や語彙がぐっと深まります。

また、昔話や物語は、
後からごっこ遊びに発展しやすい。

桃太郎を読んだあとに鬼役をしたり、
三匹のこぶたを再現したり。

絵本が“遊びの種”になります。

でも大事なのは、

「これ勉強になるよ」と言わないこと。

あくまで、そっと置く。

選ぶのは子どもです。


なぜ3歳は“選ばせる”と伸びるのか?

3歳は「自分で決めたい」が強く伸びる時期。

本を選ぶとき、子どもは

・観察する
・比較する
・思い出す
・好きかどうか判断する

脳をフル回転させています。

自分で選んだ本は、

・集中力が続く
・繰り返しが生まれる
・記憶に残る

“やらされ読書”になりません。

そして、

「この本おもしろかった!」

この成功体験が、自己肯定感にもつながります。


図書館だからこそできる7:3

もし毎回購入だったら、

・失敗したくない
・長く読んでほしい
・教育的な本を選びたくなる

親の割合が自然と増えてしまいます。

でも図書館なら、

・合わなければ返せる
・途中でやめてもOK
・偏ってもダメージなし

失敗できるから、
子どもの7割を本気で尊重できます。


【体験談】おばけずかんにハマった日

自分で選ばせるようになって、気づいたこと。

娘は“おばけ系”が好きでした。

ある日、図書館に着いた瞬間、

「今日もおばけずかんあるかな?」

と棚へ走っていきました。

それまで何となく借りていたシリーズが、
完全に“好き”に変わった瞬間でした。

図書館にない巻は、後日購入。

でも出会いは、図書館。

これが、選ばせたからこそ見えた“好き”でした。


まとめ|3歳の絵本選びで大切なこと3つ

① 好きを最優先にする
② 7:3で主導権を子どもに渡す
③ 失敗できる環境をつくる

3歳の絵本選びは、

「何を読ませるか」より
「どう出会わせるか」。

ある日、

「今日もあの本あるかな?」

その言葉が出たら、もう十分。

読書の芽は、ちゃんと育っています。

焦らず、比べず、
図書館という“失敗できる場所”で
ゆっくり育てていきましょう。

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