PR

【保育士夫婦が厳選】3歳におすすめ絵本19選|実際に娘と読んだ反応も紹介!

年齢別おすすめ絵本
この記事は約28分で読めます。


この記事は約10分で読めます。

「3歳になったけど、どんな絵本を読んであげればいいの?」

「書店にたくさんありすぎて選べない…」

「せっかく買っても興味を示してくれない」

こんなお悩みありませんか?

  1. この記事を書いた人
  2. 3歳児の発達特徴と絵本選びのポイント
    1. 3歳児の発達特徴
    2. 保育士夫婦が教える3歳向け絵本選びのコツ
    3. 3歳児に避けた方が良い絵本
  3. ジャンル別おすすめ絵本19選
    1. 📚 日常生活・しつけ系(3冊)
      1. 『はみがきあそび』
      2. 『ピヨピヨスーパーマーケット』
      3. 『もったいないばあさん』
    2. 📚 冒険・わくわく系(3冊)
      1. 『ぐりとぐら』
      2. 『ばけばけばけばけ ばけたくん』
      3. 『さんびきのこぶた』
    3. 📚 感情・心の成長系(3冊)
      1. 『そらまめくんのベッド』
      2. 『いやだいやだ』
      3. 『ぐるんぱのようちえん』
    4. 📚 知育・学び系(3冊)
      1. 『おおきなかぶ』
      2. 『はらぺこあおむし』
      3. 『かずのえほん』
    5. 📚 季節・行事系(2冊)
      1. 『ようちえんのいちにち』
      2. 『まどからおくりもの』
    6. 📚 親子で読みたい愛情絵本(2冊)
      1. 『いいこってどんなこ?』
      2. 『どんなにきみがすきだかあててごらん』
    7. 📚 娘のお気に入り絵本(3冊)
      1. 『どっちどっちほいくえん』
      2. 『ようかいえんにいらっしゃい』
      3. 『クレヨンのくろくん』
  4. ほいくぺあ家の読み聞かせ実践法
    1. 毎晩のKindle読み聞かせルーティン
    2. 図書館での本選びコツ
    3. 読み聞かせで意識していること
  5. よくある質問・お悩み解決
    1. Q1. 同じ本ばかり読みたがるのは大丈夫?
    2. Q2. 最後まで聞いてくれません
    3. Q3. 図書館と購入、どちらがいい?
    4. Q4. Kindleでの読み聞かせはどう?
  6. まとめ:3歳の絵本選びで大切なこと
    1. ほいくぺあ夫婦からのメッセージ
    2. 最後に:親子の時間を大切に

この記事を書いた人

ほいくぺあ(保育士夫婦)

この記事の特徴
実際に娘と読んだ19冊を厳選
3歳児の発達特徴に合わせた選書
保育士目線+ママ・パパ目線のトリプル視点
図書館で人気の本も紹介
夫婦それぞれの保育経験を活用


3歳児の発達特徴と絵本選びのポイント

3歳児の発達特徴

言語面の発達

  • 語彙が急激に増える時期(1000語程度まで拡大)
  • 「なんで?」「どうして?」の質問期
  • 簡単な物語の流れを理解できるように
  • 感情を表す言葉が増える

認知・社会性の発達

  • ストーリーを最後まで聞けるようになる
  • 登場人物への感情移入が上手になる
  • 想像力が豊かになる
  • 友達との関わりが増える
夫(けい)
夫(けい)

夫の保育士視点から
保育園では3歳児クラスから集団での読み聞かせが本格的に始まります。この時期の子どもたちは、絵本の世界に入り込んで楽しむ能力が急速に発達し、読み聞かせ後の遊びにも絵本の内容が反映されるようになります。

妻(かな)
妻(かな)

妻かなの育児体験から
娘を見ていると、3歳になってから絵本への集中力が格段に向上しました。以前は途中で飽きてしまうことが多かったのですが、今では最後まで聞いて、その後「もう一回!」とリクエストすることが増えました。

保育士夫婦が教える3歳向け絵本選びのコツ

夫けい(保育園での経験から)

文章量:1ページに2-3行程度がベスト
ストーリー:起承転結がはっきりしているもの
テーマ:日常生活に関連するもの
:表情豊かで感情がわかりやすいもの
長さ:10-15分で読み切れるもの

妻かな(家庭での実践から)

季節感:今の時期に合った内容
繰り返し要素:同じフレーズやリズムがあるもの
参加型:子どもが一緒に声を出せるもの
発展性:読後に遊びや会話が広がるもの

3歳児に避けた方が良い絵本

共通して注意すべき点
・文字が多すぎるもの(小学生向けなど)
・怖すぎる内容(トラウマになる可能性)
・教訓が強すぎるもの(説教臭いもの)
・内容が複雑すぎるもの

夫(けい)
夫(けい)

夫の補足
保育園での経験から、子どもの反応を見ていると、押し付けがましい内容よりも、自然に学べる絵本の方が効果的だと感じています。


ジャンル別おすすめ絵本19選

📚 日常生活・しつけ系(3冊)

『はみがきあそび』

基本情報

  • 作者:きむら ゆういち
  • 出版社:偕成社
  • ページ数:36ページ
  • 価格:770円(税込)

あらすじ
歯みがきを嫌がる子どもも楽しめる絵本。動物たちが「ごしごし」「しゃかしゃか」と歯をみがく姿がユーモラスに描かれ、遊びながら自然に歯みがき習慣を身につけられます。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:説教くささがなく、楽しく歯みがきに取り組める優秀な絵本。保育園でも大人気で、読み聞かせ後に「先生、歯みがきしよう!」と言ってくる子が必ずいます。

妻(かな)
妻(かな)

家庭での実践:3歳の「自分でやりたい!」気持ちを後押しし、動物たちと一緒に「ごしごし」「しゃかしゃか」と遊び感覚で歯みがきを習慣化できる点が素晴らしいです。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐
「ワンワンもはみがきするの?」と興味津々。絵本を見ながら「ごしごし」とまねして歯みがきをしてくれました。読み聞かせの効果をすぐに実感できる一冊です。

こんな子におすすめ 😬🦷
・歯みがきを嫌がってしまう子
・「自分でやりたい!」気持ちが強くなってきた3歳前後の子
・遊びながら生活習慣を身につけたい子
・動物やリズムのある絵本が大好きな子


『ピヨピヨスーパーマーケット』

基本情報

  • 作者:工藤 ノリコ
  • 出版社:佼成出版社
  • ページ数:28ページ
  • 価格:1,430円(税込)

あらすじ
ひよこのきょうだいたちが家族と一緒にスーパーへお買い物。お菓子売り場やおもちゃ売り場に大はしゃぎしながらも、ちょっとしたハプニングを通して買い物の楽しさやルールを学べるお話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:買い物に行く前に、この絵本を読んでから「今日はお菓子を1つだけ買おうね」などとスーパーでのお約束をするのも良いかもしれません。実体験と絵本の内容がつながることで、学びがより深まる優秀な一冊です。

妻(かな)
妻(かな)

体験:身近なお買い物体験とつながるので3歳にぴったり。お菓子やおもちゃに夢中になる様子に共感しつつ、自然とルールやマナーも学べます。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐⭐
3歳のときに初めて読んだのですが、娘はお買い物が大好きなので、ピヨピヨちゃんたちと一緒に絵本の世界に入り込んで楽しんでいました。「○○はブドウのあめ買おう」と自分のことと重ねながら見ていて、とても嬉しそうでした。気に入ったようで「もう一回読んで!」と連続で5回もリクエストされました。

こんな子におすすめ 🛒🐣
・スーパーでのお買い物が大好きな子
・お菓子やおもちゃにすぐ目を輝かせる子
・楽しくお店でのマナーを学びたい子
・家族でのお出かけをテーマにした絵本が好きな子


『もったいないばあさん』

基本情報

  • 作者:真珠 まりこ
  • 出版社:講談社
  • ページ数:34ページ
  • 価格:1,650円(税込)

あらすじ
食べ残しや水の使いすぎなど「もったいない」ことをすると、どこからともなく「もったいないばあさん」が現れる。ユーモラスな姿に笑いながらも、物を大切にする心や環境への思いやりを自然に学べる絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:保育園でも「もったいなーい」とばあさんになりきって伝えると、子どもたちが絵本を思い出して蛇口を閉めたり、「もったいないばあさんがくるよ」と友達同士でやり取りする姿が見られるほど人気です。

妻(かな)
妻(かな)

実践:身近な「食べ残し」や「水の出しっぱなし」を題材にしているので、3歳でも理解しやすい絵本。ユーモラスなばあさんの登場で楽しく学べ、自然と物を大切にする気持ちが育ちます。

娘の反応 ⭐⭐⭐
お皿にご飯粒が残っていると「もったいないばあさんくるよ」と言いながら集めて食べたり、水を出しっぱなしにしていた私に「もったいないばあさんくるから!」と注意してくれるようになりました。日常会話の中で「もったいない」を合言葉のようにやり取りできるのが嬉しいです。

こんな子におすすめ 👵✨
・蛇口の水で遊んでしまう子
・楽しく生活習慣を学びたい子
・少しユーモアのあるしつけ絵本が好きな子
・親子で会話を広げたい子


📚 冒険・わくわく系(3冊)

『ぐりとぐら』

基本情報

  • 作者:作・なかがわ りえこ/絵・おおむら ゆりこ
  • 出版社:福音館書店
  • ページ数:28ページ
  • 価格:1,100円(税込)

あらすじ
野ねずみのぐりとぐらが森で見つけた大きなたまご。二匹は協力して大きなカステラを作り、森の仲間たちと楽しく分け合います。食べる喜びや友達と一緒に過ごす楽しさを描いた絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:保育園での読み聞かせでは必ず盛り上がる定番中の定番。シンプルでわかりやすいお話とリズムのある言葉で、3歳でも最後まで集中して聞くことができます。

妻(かな)
妻(かな)

感想:大きなカステラをみんなで分け合う場面から、自然に「友達と一緒に楽しむ喜び」が伝わる点が素晴らしいです。読後に親子でホットケーキを作りたくなる魔法の絵本です。

娘の反応 ⭐⭐⭐
絵本の中でカステラが出来上がると「○○(娘の名前)も食べてもいい?」とぐりとぐらに尋ねていました。想像力が豊かになってきた証拠だと嬉しく思いました。

こんな子におすすめ 🍳🐭
・お料理や食べることが大好きな子
・繰り返しのリズムあるお話が好きな子
・動物や森のおはなしが好きな子
・友達と一緒に楽しむことを学びたい子


『ばけばけばけばけ ばけたくん』

基本情報

  • 作者:岩田 明子
  • 出版社:大日本図書
  • ページ数:32ページ
  • 価格:1,430円(税込)

あらすじ
夜の台所に登場するくいしんぼうのおばけ「ばけたくん」が、いちごやスパゲティー、キャンディーなどをパクパク食べるたびに、それらに変身してしまうユーモラスなお話。次々と形が変わるばけたくんとリズミカルなことばが楽しい絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:食べるものによって体がどんどん変わっていく「ばけたくん」の姿に、子どもたちは大笑いしながら夢中で見ていました。読み終わると「もう一回見たーい!」とリクエストが止まらないほど、繰り返し楽しめる人気の一冊です。

妻(かな)
妻(かな)

観察:娘を見ていると、想像力と変身願望が強い3歳にとって、「食べたものに変身する」という設定がとても魅力的なようです。読後のごっこ遊びも盛り上がります。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐⭐
絵本に出てくる食べ物を食べるまねをして「見て〜!いちごになった!」と楽しそうに遊び、まるで自分もばけたくんになった気分で見ていました。シリーズ作品もお気に入りで、繰り返し手に取るほど気に入っています。親としても、想像力を広げながら楽しく読める点が魅力に感じています。

こんな子におすすめ 👻🍓
・食べることや食べ物に興味がある子
・おばけやユーモアのある絵本が好きな子
・変身やごっこ遊びが大好きな子
・繰り返しの展開で大笑いしながら楽しみたい子


『さんびきのこぶた』

基本情報

  • 作者:いもと ようこ
  • 出版社:岩崎書店
  • ページ数:22ページ
  • 価格:770円(税込)

あらすじ
三匹のこぶたは、それぞれ自分の家を建てることにしました。長男はわらの家、次男は木の枝の家を建てましたが、オオカミに吹き飛ばされてしまいます。末っ子の三男はれんがで丈夫な家を建てていたため、オオカミがどんなに襲っても壊れません。最後には三匹のこぶたが力を合わせ、安心して暮らせるようになるお話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:保育園では「三匹のこぶた」の手遊びや先生たちの出し物でよく登場するので、子どもたちにとってとてもなじみのあるお話です。園で楽しんだ物語を、おうちでお父さんやお母さんに読んでもらうことで、新しい発見やまた違った楽しみ方につながります。

妻(かな)
妻(かな)

実感:ドキドキハラハラの展開が3歳児の集中力を最後まで持続させる名作です。勧善懲悪のわかりやすいストーリーで、安心して読み聞かせできます。
※勧善懲悪とは、善い行いを勧め、悪い行いを厳しく懲らしめること。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐
☆オオカミの登場場面では自分もオオカミになりきって「ふふー」と言いながら藁や木の家を吹き飛ばしていました。レンガの家のシーンでは次は子ぶたになり、「グツグツ」とお湯を沸かすまねをするなど、キャラクターごっこをしながらとても楽しんでいました。親としても、物語を体いっぱいに楽しんでいる姿が微笑ましかったです。

こんな子におすすめ 🐷🏠🐺
・オオカミや動物が出てくるお話が好きな子
・ごっこ遊びやなりきり遊びが好きな子
・繰り返しの展開でドキドキしながら楽しみたい子
・保育園やおうちでよく聞く定番のお話に親しみたい子


📚 感情・心の成長系(3冊)

『そらまめくんのベッド』

基本情報

  • 作者:なかや みわ
  • 出版社:福音館書店
  • ページ数:28ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
そらまめくんの宝物は、ふわふわでやわらかいベッド。誰にも貸さなかったのに、ある日なくなってしまいます。やっと見つけたベッドには、うずらが卵を温めていて――心あたたまるお話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:そらまめくんが自分の宝物をめぐって悩む姿は、ちょうど「貸して」「貸したくない」と葛藤する3歳児の姿に重なります。絵本を通して”分け合う気持ち”や”思いやり”を自然に学べるので、園生活にもつながる一冊です。

妻(かな)
妻(かな)

実感:娘も自分のお気に入りのおもちゃを「貸して」と言われると困ってしまうことがあります。この絵本は、無理に教訓を押し付けるのではなく、そらまめくんの心の変化を通して自然に思いやりの気持ちを育ててくれます。

娘の反応 ⭐⭐⭐
読み進めるうちに、ベッドをなくしたそらまめくんを心配して「どこ行っちゃったのかな?」「どうしよう?」と娘も一緒に悩んでいました。最後にベッドが見つかると「良かったね」と安心した様子で、物語の展開を自分のことのように感じ取っていました。

こんな子におすすめ 🌱✨
・自分の宝物を大切にしている子
・「かして」「いや!」のやり取りに悩む子
・思いやりや分け合う気持ちを学びたい子
・感情移入しながら物語を楽しみたい子


『いやだいやだ』

基本情報

  • 作者:せな けいこ
  • 出版社:福音館書店
  • ページ数:24ページ
  • 価格:880円(税込)

あらすじ
ルルちゃんは、なんにでも「いやだいやだ」と言ってばかり。するとお母さんやおやつ、おひさま、くまのぬいぐるみまで「いやだ」と言い出してしまいます。みんなに「いやだ」と言われ、泣きべそをかくルルちゃん…。いやいや期の子どもといっしょに読みたいユーモラスな絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:3歳頃はイヤイヤ期のピークで、子どもも大人も困ってしまう場面が多い時期です。『いやだいやだ』はユーモアを交えて「いや!」の気持ちを描いているので、子ども自身が共感しつつ、少し客観的に自分の姿を振り返るきっかけになります。

妻(かな)
妻(かな)

体験:娘のイヤイヤ期真っ只中に出会った救世主のような絵本でした。説教せずに、ユーモアで包んで伝えてくれるので、親子共々気持ちが楽になりました。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐
ルルちゃんの「いやだいやだ」と自分を重ねているようで、何度も楽しそうに読み返していました。読みながら「○○はいやだいやだしないもんね!」と宣言する姿に、成長を感じつつ微笑ましく思いました。

こんな子におすすめ 👶📖
・イヤイヤ期まっただ中の子
・自分の気持ちを言葉で表す練習をしたい子
・ユーモアのある絵本が好きな子
・親子で気持ちを共有しながら読みたい子


『ぐるんぱのようちえん』

基本情報

  • 作者:作・西内 ミナミ/絵・堀内 誠一
  • 出版社:福音館書店 
  • ページ数:28ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
ひとりぼっちの大きなぞう・ぐるんぱは、いろいろなお仕事に挑戦しますが、どれもうまくいきません。最後にたどりついたのは幼稚園。そこで子どもたちのために大きな遊具やおもちゃを作り、大活躍します。孤独だったぐるんぱが仲間と楽しく過ごせるようになる心あたたまるお話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:3歳頃は集団生活や友だちとの関わりがぐんと広がる時期です。『ぐるんぱのようちえん』は、失敗しながらも最後に仲間と居場所を見つけるお話で、子どもたちが安心感を得られる一冊です。大きなぞうが出てくるユーモラスな展開も、集中して楽しめるポイントになります。

妻(かな)
妻(かな)

感想:「失敗してもいい」「きっと自分に合った場所がある」というメッセージが込められていて、新しい環境に不安を感じがちな3歳児に勇気を与えてくれる絵本だと思います。

娘の反応 ⭐⭐⭐
最後のページのぐるんぱのようちえんで、子どもたちが遊んでいる姿を見て「いいなぁぞうさんの滑り台やりたいな」とうらやましそうに見ていました。そのあと、家にある滑り台をぞうさんに見立てて遊んでいました。

こんな子におすすめ 🐘🎒
・幼稚園や保育園に通いはじめた子
・大きな動物やユーモラスなお話が好きな子
・失敗しても前向きにがんばる姿に共感してほしい子
・仲間や友だちとのつながりを感じたい子


📚 知育・学び系(3冊)

『おおきなかぶ』

基本情報

  • 作者:再話・A・トルストイ/訳・内田 莉莎子/画・佐藤 忠良
  • 出版社:福音館書店
  • ページ数:28ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
おじいさんが畑で大きなかぶを抜こうとしますが、びくともしません。おばあさん、孫、犬、猫、ねずみまでみんなで力を合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」。最後にはやっと大きなかぶが抜ける、協力の大切さを描いた昔話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)<br>
夫(けい)

保育士視点:『おおきなかぶ』は保育園でも定番でよく読まれるお話です。ペープサートやエプロンシアターなどの出し物でも取り入れられることが多く、子どもたちにとって親しみやすく、繰り返し楽しめる一冊です。「うんとこしょ、どっこいしょ」のリズムが覚えやすく、みんなで一緒に言うのが楽しい絵本です。

妻(かな)
妻(かな)

実践:家でも「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら重いものを運んだり、お片付けをしたりと、日常生活でも活用できる優秀な絵本です。

娘の反応 ⭐⭐⭐
絵本を読んだあと、画用紙で作ったかぶを引っ張りながら「うんとこしょ、どっこいしょ」と遊んでいました。さらに「にゃんにゃん手伝って!」とぬいぐるみを並べて物語を再現。最後に「すっぽーん」とかぶが抜ける場面ではジャンプしながら大喜びしていて、絵本の世界をそのまま遊びに広げて楽しんでいました。

こんな子におすすめ 🥬✨
・ごっこ遊びやまねっこ遊びが好きな子
・繰り返しのリズムで楽しみたい子
・動物や家族が登場するお話が好きな子
友だちや家族と協力することを学びたい子


『はらぺこあおむし』

基本情報

  • 作者:作・エリック=カール/訳・もり ひさし
  • 出版社:偕成社
  • ページ数:25ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
小さなあおむしが生まれ、毎日いろいろな食べ物を食べ続けます。おなかがいっぱいになったあおむしはさなぎになり、やがて美しいちょうちょに成長して羽ばたいていきます。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:保育園では『はらぺこあおむし』を、CDの音楽やあおむしのぬいぐるみ、パネルシアターなどさまざまな教材と合わせて楽しむことが多く、子どもたちにとってとても身近なお話です。繰り返し触れることで安心感をもちながら、想像力を広げて楽しめる一冊です。

妻(かな<br>
妻(かな

実感:色彩豊かな絵と、食べ物がたくさん出てくる楽しさで、3歳児の興味を引きつけ続ける名作です。成長の物語として、子どもたちに希望を与えてくれます。

娘の反応 ⭐⭐⭐
いちごやアイスクリーム、チョコレートケーキやソーセージなど、娘の好きな食べ物が次々に登場するのが嬉しいようで、楽しそうにページをどんどんめくっていました。お気に入りの場面を見つけるのも楽しみになっているようです。

こんな子におすすめ 🐛🍎🍰
・食べ物や食べることに興味がある子
・繰り返しの展開やリズムのある言葉が好きな子
・虫や自然に関心をもっている子
・成長をテーマにした物語に触れてほしい子


『かずのえほん』

基本情報

  • 作者:いもと ようこ
  • 出版社:金の星社
  • ページ数:24ページ
  • 価格:1,100円(税込)

あらすじ
ぞうやきりん、くま、ぶた、いぬ…といったかわいい動物たちを順番に数えながら、1とう、2とう…と数の世界へスムーズに導く絵本。最後には自分の「ゆびさん」も10ぽん登場し、身近な存在を通じて楽しみながら数に親しめます。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:3歳頃は「かぞえる」ことに興味を持ちはじめる時期です。『かずのえほん』は動物たちを順番に数えていくシンプルな内容なので、楽しみながら自然と数に親しめます。

妻(かな)
妻(かな)

活用法:身近な「ゆびさん」まで登場することで、生活の中でも数えることを意識しやすくなる絵本です。散歩中に「車は何台あるかな?」など、日常での数への関心につながっています。

娘の反応 ⭐⭐⭐
動物が大好きな娘は、1匹ずつ指をさしながら一緒に数えるのが楽しいようです。最後の「ゆびさん10ぽん」では自分の指を広げて「10ぽん!」と嬉しそうに言っています。

こんな子におすすめ 🔢🐘
・数や「かぞえること」に興味を持ち始めた子
・動物が大好きな子
・指遊びや歌と一緒に楽しみたい子
・遊びながら数の世界に親しみたい子


📚 季節・行事系(2冊)

『ようちえんのいちにち』

基本情報

  • 作者:作・おか しゅうぞう/絵・ふじた ひおこ
  • 出版社:佼成出版社
  • ページ数:36ページ
  • 価格:1,650円(税込)

あらすじ
通園バスに乗って幼稚園に向かう「あかりちゃん」。朝のあいさつから外遊び、工作や歌、体操、お弁当、紙芝居……幼稚園での一日が、細やかな描写とともに楽しさたっぷりに紹介された大型ガイド絵本です。ワクワクする園生活を身近に感じられます。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:入園を控えた子どもたちにとって、園生活のイメージを持つことはとても重要です。この絵本は園での一日の流れが詳しく描かれているので、不安を和らげ、期待感を高めてくれます。

妻(かな)
妻(かな)

体験:幼稚園に入園を控えた子どもたちは「幼稚園ってどんなところ?」と不安を感じることがあります。『ようちえんのいちにち』は、絵を通して園での生活をイメージしやすく、安心感につながる絵本です。すでに通っている子にとっても「うちの幼稚園はね…」と親子の会話が広がり、共感や発見を楽しめます。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐
娘はいま、幼稚園に入る前のプレに親子で通っています。お兄さんやお姉さんと遊ぶことに憧れがあるようで、家では絵本をきっかけに幼稚園ごっこを楽しむ姿が見られます。4月から始まる幼稚園を心待ちにしている様子に、私も嬉しく感じています。

こんな子におすすめ 🌸👧
・幼稚園に入園を控えている子
・幼稚園がどんな場所か知りたい子
・幼稚園ごっこ遊びが好きな子
・親子で入園への気持ちを高めたい子


『まどからおくりもの』

基本情報

  • 作者:五味 太郎
  • 出版社:偕成社
  • ページ数:36ページ
  • 価格:1,100円(税込)

あらすじ
クリスマスの夜、ヘリコプターに乗ったサンタさんが、窓越しに見える”一部分”の様子だけで贈り物を選びます。ただし、その人や動物とはちょっと違っていて…ページをめくるたびに思わずニヤリと笑える、楽しいしかけ絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:この絵本の素晴らしいところは、子どもたちが「あれ?違った!」という驚きと笑いを繰り返し体験できることです。予想と結果のギャップが想像力や観察力を育て、何度読んでも新鮮な楽しさがあります。

妻(かな)
妻(かな)

実感:クリスマスという特別なテーマもあり、親子で一緒に楽しみながら季節を感じられるのも魅力です。

娘の反応 ⭐⭐⭐
「あれ~?○○さんじゃなかったね。」と笑いながら、ページをめくるたびに楽しんでいました。しかけの意外性にワクワクして、最後まで夢中でみていました。

こんな子におすすめ 🎄🎅
・クリスマスにわくわくしている子
・しかけ絵本や遊び心のある本が好きな子
・「あれ?ちがった!」と想像しながら楽しみたい子
・親子で季節を感じる読み聞かせをしたい子


📚 親子で読みたい愛情絵本(2冊)

『いいこってどんなこ?』

基本情報

  • 作者:文・ジーン・モデシット/絵・ロビン・スパワート/訳・もき かずこ
  • 出版社:富山房
  • ページ数:32ページ
  • 価格:1,540円(税込)

あらすじ
うさぎのバニー坊やが「いい子ってどんな子?」とお母さんに尋ねるお話です。「泣かない子?強い子?」など次々と疑問をぶつけるバニーに、お母さんは優しく「今のままのあなたが大好きよ」と答えます。ありのままを受け止める愛情があたたかく描かれています。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:保育園でも「いい子にしていなくちゃ」と頑張りすぎる子がいます。この絵本は「そのままのあなたでいいんだよ」というメッセージを優しく伝えてくれるので、子どもたちの心に安心感を与えてくれます。

妻(かな)
妻(かな)

体験:3歳頃はイヤイヤ期や自己主張が強まる時期です。この絵本は「いい子でいなきゃ」と頑張る子や、つい叱ってしまう大人の心をやわらげ、「そのままのあなたで大丈夫」という安心感を届けてくれます。親子で気持ちを受け止め合えるきっかけになる一冊です。

娘の反応 ⭐⭐
最初は「絵が暗いから見ない」と言っていた娘ですが、登場するうさぎのぼうやの名前を娘の名前に置き換えて読むと興味を持ち始めました。最後に「だっておかあさんは、今の○○が大好きなんですもの。」と伝えると、にっこり嬉しそうに笑っていました。

こんな子におすすめ 🐰❤
・イヤイヤ期で自己主張が強い子
・「いい子でいなきゃ」と頑張りすぎてしまう子
・親子で安心感を共有したい子
・「そのままの自分でいいんだ」と感じてほしい子


『どんなにきみがすきだかあててごらん』

基本情報

  • 作者:作・サム・マクブラットニィ/絵・アニタ・ジェラーム/訳・小川 仁央
  • 出版社:評論社
  • ページ数:32ページ
  • 価格:1,430円(税込)

あらすじ
チビウサギが「どれくらい君のことが好きか、当ててごらん」と問いかけ、背伸びやジャンプといったカラダいっぱいの愛情を表現します。最後は月まで届くほどの深い気持ちを伝え合う、温かなハートフルストーリー。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:愛情を表現することの大切さを教えてくれる絵本です。子どもたちは素直に「好き」という気持ちを表現しますが、この絵本を読むことで、その気持ちをより豊かに表現できるようになります。

妻(かな)
妻(かな)

実践:寝る前の読み聞かせにぴったりの一冊です。子どもは「ママやパパが大好き」という気持ちを持ち、親からも「君が大好きだよ」と愛情を伝えられることで、安心して眠りにつけます。親子で心を通わせる大切な時間をつくってくれる絵本です。

娘の反応 ⭐⭐⭐
娘はこの本を読むと「〇〇(娘の名前)もママのことこーんなに大好きだよ。」と両手を広げてくれるようになりました。親子であったかい気持ちになれる絵本です。

こんな子におすすめ 🐰💞
・親子で寝る前に絵本を楽しみたい子
・「大好き」の気持ちをやり取りしたい子
・スキンシップを通して安心感を持ちたい子
・穏やかな気持ちで眠りにつきたい子


📚 娘のお気に入り絵本(3冊)

『どっちどっちほいくえん』

基本情報

  • 作者:ふくだ のぞみ
  • 出版社:こぐま社
  • ページ数:24ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
どっちどっちほいくえんでは、今日も「どっち? どっち?」の1日がはじまります。空のおさんぽか海のおさんぽ、お宝が埋まったお砂場かジャングルみたいなジャングルジム…どちらを選んでもワクワクがいっぱいの、子どもの”選ぶ喜び”を味わえる絵本です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:子どもたちは「選ぶ」ことが大好きです。この絵本は読者自身が選択に参加できるインタラクティブな要素があり、自主性や決断力を育てる効果もあります。

妻(かな)
妻(かな)

実感:「こんな保育園があったら楽しいだろうな」と子どもの想像を広げてくれる絵本です。作者自身が保育士さんなので、子どもの心をつかむ仕掛けがいっぱい。読みながらワクワクし、保育園への親しみや期待感も高めてくれます。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐⭐
ページをめくるたびに「ママはどっちがいい?」「○○はこっち!」とやりとりしながら、その日の気分で楽しんでいました。親子で会話が広がる一冊で、読むたびに違った盛り上がり方ができました。

こんな子におすすめ 📛👧
・選ぶことやごっこ遊びが好きな子
・保育園に通うのが楽しみな子
・親子で会話をしながら絵本を楽しみたい子
・想像を膨らませる遊びが好きな子


『ようかいえんにいらっしゃい』

基本情報

  • 作者:白土 あつこ
  • 出版社:ひさかたチャイルド
  • ページ数:32ページ
  • 価格:1,320円(税込)

あらすじ
化けることが得意なたぬきの「ばけた」が「ようかいえん」に入園。ひとつめ小僧のじろりんくんやばけねこのにゃーこちゃん、かっぱのきゅうたくんなど、個性豊かな妖怪の仲間たちと出会い、得意な変身を披露しながら楽しい園生活を過ごします。子どもたちに大人気の愉快な一冊です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:おばけや妖怪をテーマにした絵本は子どもたちに大人気です。怖いけれど親しみやすいキャラクターたちが園生活を送る様子は、実際の園生活への興味や期待を高めてくれます。

妻(かな)
妻(かな)

観察:おばけや妖怪が好きな子にぴったりの一冊です。登場する妖怪たちが朝の会やかくれんぼ、お弁当の時間など、まるで保育園や幼稚園のような毎日を過ごしていて、子どもたちが共感しやすい内容になっています。楽しみながら園生活に親しみを持てる絵本です。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐⭐
幼稚園に憧れていて、さらにおばけブームの娘にぴったりの一冊でした。絵本を読みながら自分も妖怪えんの仲間になりきり、歌を歌ったりかくれんぼをしたりとイメージを膨らませて楽しんでいました。

こんな子におすすめ 👻🏫
・おばけや妖怪が好きな子
・幼稚園・保育園生活に憧れている子
・ごっこ遊びやなりきり遊びが好きな子
・園生活を楽しくイメージしたい子


『クレヨンのくろくん』

基本情報

  • 作者:なかや みわ
  • 出版社:童心社
  • ページ数:32ページ
  • 価格:1,430円(税込)

あらすじ
新品のクレヨンたちは、まっ白な画用紙に次々と絵を描き始めますが、くろくんだけは仲間に入れてもらえません。そんなとき、シャープペンのお兄さんがくろくんに特別な描き方を教えてくれます。仲間はずれではなく、一人ひとりの個性が大切だということを伝えてくれるお話です。

3歳におすすめの理由

夫(けい)
夫(けい)

保育士視点:この絵本は友達関係や協力することの大切さを教えてくれる素晴らしい作品です。また、それぞれの色の特徴や役割がわかりやすく描かれているので、製作活動への興味も広がります。

妻(かな)
妻(かな)

実感:くろくんが活躍する場面では「黒も大事なんだね!」と気づくきっかけになり、友達との関わりや仲間外れについて考えることにもつながります。お絵描きや製作活動にも自然と発展していく一冊です。

娘の反応 ⭐⭐⭐⭐
お絵描きが大好きな娘は、この絵本を読んだあとすぐにクレヨンを出してきて、大きな画用紙いっぱいに絵を描いていました。シリーズ化されていることも楽しみのひとつで、図書館で新しい「くれよんのくろくん」を見つけると「これもあったよ!」と嬉しそうに持ってきます。

こんな子におすすめ 🖍✨
・お絵描きやクレヨン遊びが好きな子
・友達と一緒に遊ぶことや協力することを学びたい子
・仲間はずれや友情をテーマにしたお話に触れてほしい子
・シリーズ絵本を楽しみながら集めていきたい子


ほいくぺあ家の読み聞かせ実践法

毎晩のKindle読み聞かせルーティン

基本の流れ

  • 時間:就寝前の15~20分
  • 場所:寝室で添い寝しながら
  • 冊数:3冊(子どもが選ぶ)
  • デバイス:Kindle端末使用

妻(かな)の実践ポイント
紙の絵本も好きな娘ですが、寝る前はkindle端末で本を読むのには特別感があるようで、就寝前の歯磨きやトイレもスムーズになりました!kindle端末だと目にも優しいため、就寝前でも安心です。また、寝かしつけのあとは、kindle端末で私も好きな本を読んで就寝しています。

夫(けい)
夫(けい)

補足:デジタルデバイスでの読み聞かせに不安を感じる方もいるかもしれませんが、kindle端末は電子ペーパーを使用しているため、目への負担が少なく、寝る前でも安心して使用できます。

図書館での本選びコツ

我が家のルール

  • 週2回通って子どもに本を選ばせる
  • 司書さんおすすめコーナーをチェック
  • 季節の本を意識的に借りる

妻(かな)の工夫
図書館では娘が好きな絵本を自分で選ぶのを大切にしています。『お化けの本がいい!』と言えば一緒に探して「このおばけの絵本はどうかな?」と提案。

私が読んでほしい本はこっそり借りて、自宅の本棚に置くと、娘が自分で見つけて興味津々。”自分で選んだ!”と思うと絵本への食いつきが全然違います。

シリーズ絵本も『この前のに似てるよ』と声をかけると、次に借りたい本がどんどん広がります。

夫(けい)
夫(けい)

アドバイス(保育士視点)
図書館は絵本との出会いの宝庫です。司書さんは絵本のプロなので、年齢に合ったおすすめを聞くのも良い方法です。また、他の親子がどんな本を借りているかを観察するのも参考になります。

読み聞かせで意識していること

共通のポイント

  • 子どもと会話のやり取りを楽しむ
  • 子どもの質問や疑問はその場で一緒に調べる
  • 同じ本を何度読んでもOK
  • 無理に最後まで読み切らない

妻(かな)の心がけ
絵本は”最後まで読む”より”楽しく見る”を目的にしています。娘がページをペラペラめくり飛ばし読みもオッケー。途中で『これ作りたい』(製作)と言えば一緒に作ります。

絵本は想像を広げたり遊びに発展させるきっかけ。3歳には”読むもの”と無理強いせず、『絵本って楽しい!』を最優先にしています。

夫(けい)
夫(けい)

補足(保育士経験から)
保育園でも、集中力が続かない子や途中で飽きてしまう子がいます。大切なのは絵本を嫌いにさせないこと。その子のペースに合わせて、楽しい時間を共有することが一番重要です。


よくある質問・お悩み解決

Q1. 同じ本ばかり読みたがるのは大丈夫?

夫(けい)の回答(保育士視点)
全く問題ありません!むしろ、それだけその絵本に魅力を感じている証拠です。保育園でも人気の絵本は何度もリクエストされます。繰り返し読むことで内容を深く理解し、言葉を覚えていく大切なプロセスです。

妻(かな)の体験
娘も同じ本を何度も「読んで」と持ってきます。私は「また?」と思わず、娘が発見している新しい楽しみ方を一緒に見つけるようにしています。同じ本でも読むたびに新しい気づきがあるものです。

Q2. 最後まで聞いてくれません

夫(けい)の回答
3歳の集中力は10-15分程度が限界です。途中で飽きてしまうのは自然なことです。無理に続けると絵本が嫌いになってしまう可能性があるので、その日はそこでおしまいにしましょう。

妻(かな)のアドバイス
3歳の子どもはいろいろな物に興味が移り変わる年齢です。もし、途中で飽きてしまったらそこでおしまいにして、また興味があるときに読んであげましょう。その日の気分に合わせて無理のないように読み聞かせをしてあげてください。

Q3. 図書館と購入、どちらがいい?

夫婦の共通意見
両方を使い分けるのがおすすめです:

図書館がおすすめの場合

  • いろいろな絵本に触れさせたい
  • 子どもの好みを探りたい
  • 経済的負担を抑えたい
  • 新しい本との出会いを大切にしたい

購入がおすすめの場合

  • お気に入りの本を手元に置きたい
  • 何度も繰り返し読みたい本がある
  • 0-1歳で本を口に入れたり破いたりする時期
  • 記念として残しておきたい

妻(かな)の実践
3歳になり絵本を大事に読めるようになっていて、図書館が近くにある場合は、図書館をおすすめします。頻繁にこの絵本は読んであげたい、や子どもが常に見たい絵本がある場合は購入するのも良いかもしれませんね。

Q4. Kindleでの読み聞かせはどう?

夫(けい)の意見
Kindle端末(電子ペーパー)であれば、目への負担が少なく寝る前でも安心です。ただし、タブレットやスマホのような液晶画面は避けた方が良いでしょう。

妻(かな)の体験
kindleの読み聞かせは特別感もあるようで、寝る前のお楽しみになっています。我が家ではkindle端末で読み聞かせをしています。そのため寝る前でも目に悪くありません。

kindleで読んだ本が図書館にあると「あ!これお家で見た!」とさらに絵本の幅も広がっていきます。kindleでは電子絵本の購入もできますが、わが家では読み放題の中から選んでもらっています。読み放題以外のもので見たいのがあったときは、図書館で予約しています。


まとめ:3歳の絵本選びで大切なこと

ほいくぺあ夫婦からのメッセージ

夫(けい)
夫(けい)

(保育士経験を活かして)
3歳は絵本への興味が急激に高まる大切な時期です。保育園での経験から言えることは、この時期に絵本を好きになった子は、その後の読書習慣や言語発達にも良い影響があるということです。

選書のポイントは:

  • 子どもの発達段階に合ったもの
  • 興味・関心に寄り添ったもの
  • 親子で楽しめるもの
  • 日常生活とつながるもの
妻(かな)
妻(かな)

(育児実践を通して)
まずは絵本を好きになってもらうことが一番です。赤ちゃんの頃から寝る前の読み聞かせを習慣にしてきました。3歳からは週2回の図書館通いも始め、娘は自分から『これ読んで』と本を持ってくるようになりました。

読書習慣の前に”絵本って楽しい!”を今は大切にしています。

最後に:親子の時間を大切に

共通のメッセージ
絵本は子どもだけでなく、親にとっても特別な時間です。忙しい毎日の中で、絵本を通じて子どもとゆっくり向き合う時間は、かけがえのない宝物になります。

完璧を求めず、その時々の子どもの反応を楽しみながら、親子で絵本の世界を冒険してください。私たち「ほいくぺあ」も、これからもたくさんの絵本と出会いながら、娘との時間を大切にしていきたいと思います。

この記事が皆さんの絵本選びの参考になれば幸いです。他にもご質問がありましたら、お気軽にコメントでお知らせください!


この記事を書いた人
ほいくぺあ(保育士夫婦)

  • 夫(けい):保育士、転職6回で理想的な働き方を実現、現在月残業3時間以下
  • 妻(かな):元保育士、保育士歴10年(私立7年・公立3年)、現在3歳娘の子育て中

コメント

タイトルとURLをコピーしました