寝る前の読書習慣づくりを元保育士が解説【1年継続】

Kindle Unlimitedは、
子どもの読み聞かせに本当に使えるのでしょうか?
わが家では、3歳の娘に
Kindle Unlimitedでの読み聞かせを始めて1年が経ちました。
最初は正直、
「本当に続くかな?」
と思っていました。
でも今では、
寝る前の読書時間は当たり前の習慣になっています。
Kindle Unlimited(電子書籍)は、紙の本の代わりではなく、新しい絵本と出会うための“出会いの場”として使うと相性がいいと感じています。
この記事では、
・1年続けて見えた娘の変化
・わが家のkindleUnlimitedの使い方
・紙の絵本との使い分け
・読書習慣への影響
を、保育士目線でまとめます。
Kindle Unlimitedは子どもの読み聞かせに向いている?

結論は、
使い方次第で、とても向いています。
ただし前提があります。
2〜5歳は
・ページ操作
・読むテンポ
・声かけ
すべて大人が関わる必要があります。
だからこそ、
「どう読ませるか」ではなく
**「どう一緒に読むか」**が大切。
わが家のルール(1年続いた理由)

わが家では、Kindle Unlimitedの読み聞かせは寝る前の時間だけと決めています。
日中はこれまで通り、紙の絵本が中心です。
ルールはシンプル。
・1日3冊まで
・子どもに選んでもらう
・読むのは寝室のみ
3冊で、だいたい約20分。
この20分が、
わが家にとっての“親子の安心時間”になっています。
冊数を決めているからこそ、
「今日はどれにする?」
「あと1冊だよ」
そんなやりとりが自然に生まれます。
これは、子どもにとっての“自己決定の時間”。
やらされる読書ではなく、
自分で選ぶ読書。
だからこそ無理なく続き、
気づけば1年が経っていました。
ちなみに日中は、
図書館で借りた絵本を中心に読んでいます。
また、絵本選びについては
子ども7割・親3割のバランスを意識しています。
わが家では、この使い方がいちばんしっくりきています。
まずは1冊だけでも試してみると、
「合うかどうか」がすぐ分かります。
【1年続けて起きた変化】

ここが一番お伝えしたい部分です。
① ストーリーを覚えて話し始める
「むかし、むかし、あるところに…」
と、突然語り始めることがあります。
文字はまだ読めません。
でも、物語の流れをしっかり覚えている。
これは、
“なんとなく聞いている”のではなく、理解して聞いている証拠だと感じています。
読んでもらう時間が、
ちゃんと頭の中に残っているんだなと思う瞬間です。
② 集中時間が伸びた
以前は短いお話が中心でした。
今は、
1冊10分ほどの少し長めの話でも最後まで集中して聞けるように。
途中で立ち上がることも減り、
物語の世界に入り込んでいる様子があります。
“話を聞く力”が、少しずつ育っていると感じています。
③ 一人読みの芽が出てきた
ひらがなはまだ読めません。
でも、絵を見ながら
自分でセリフをつぶやくことがあります。
ここで感じるのは、
単に覚えているのではなく、
「物語の構造」を理解しているということ。
登場人物の気持ちや、
次に何が起きるかをイメージできている。
読書習慣の“土台”ができ始めているのかな、と感じています。
④ 行事理解が深まった
七夕や運動会など、
行事前には関連する絵本を読むようにしています。
これは保育士としても大切にしてきたことです。
行事前に読むことで、
「こういうことするんだよね?」
と前向きな発言が増えました。
さらに行事後にも、
「これ○○もやったね。楽しかったね。」
と自然に振り返ります。
Kindle Unlimitedを通して、
予習と復習が自然に起きている感覚があります。
テーマ絵本をすぐ探せるのは、
“導入本”としてとても便利だと感じています。
図書館のお話会などのイベントも、
行事理解を深めるきっかけになります。
▶ 図書館イベントの活用法はこちら
⑤ 言葉と想像力の広がり
言葉は、明らかに増えました。
でもそれ以上に感じているのは、
想像力がぐんと広がったことです。
遊ぶときは、娘が自分でストーリーを作ります。
「ここでママはお留守番しててね。オオカミが来てもドアは開けちゃダメだよ。」
そんなふうに、
絵本で出会った物語の要素を取り入れながら、
自分なりの世界をどんどん広げていきます。
物語を“聞く”だけでなく、
“使う”ようになってきた。
それが、1年続けてきて感じる大きな変化です。
Kindleは“出会いの場”

わが家では、
・まずKindleや図書館で気になる絵本を読んでみる
・娘が「また読みたい!」となったら紙で迎える
という流れで使っています。
Kindleは、失敗しない絵本選びのための“お試しの場”。
そして本当にお気に入りになった1冊は、紙で買っていつでも読めるように残します。
どちらがいい・悪いではなく、役割が違うだけ。
実際に娘の反応がよかった絵本は、
▶【2〜6歳別】Kindle Unlimitedで読めるおすすめ絵本まとめ|迷ったらここから
で詳しく紹介しています。
旅行や移動中にも活躍

新幹線で3時間移動した日がありました。
3歳の子連れには、正直かなり長い時間です…。
その日は“特別ルール”。
いつもは1日3冊までですが、
この日は冊数制限なしにしました。
Kindleを30分
→ お絵描き
→ もう一度Kindleを30分
結果的に、合計で約1時間ほど絵本を楽しんでくれました。
(※Kindle端末の場合は、事前にダウンロードした本のみ読めます)
移動中は、ご飯やおやつを食べ終わると
急にやることがなくなりますよね。
そんなとき、
“いつもの絵本時間”があると子どもは落ち着きます。
特別な日だからこそ、特別ルール。
この柔軟さもKindleの魅力だと感じました。
外出先で使う場合は、
事前にダウンロードしておくのが安心です。
👉【1年継続レビュー】Kindle Unlimitedで絵本を読み聞かせる始め方|端末・設定・失敗談
デメリットも正直に

もちろん、万能ではありません。
たとえば、
・どうしても“画面を見る時間”にはなること
・読みたい絵本を探すのに、少し慣れが必要なこと
便利な反面、気になる点もあります。
だからこそ、
良いところも、気になったところも、
どちらも正直にまとめました。
▶ 【1年検証】Kindle Unlimitedで子どもに読み聞かせした結果|3歳児261冊のリアルなメリット・デメリット
実際に1年続けたからこそ感じた本音を、詳しく書いています。
また、紙の絵本についても
気になるポイントがあります。
それが「衛生面」です。
図書館の絵本の実際については、
こちらで詳しく解説しています。
さらに、
図書館の利用にもデメリットはあります。
実際に使って感じたリアルはこちらです。
まとめ|1年続けて分かったこと
Kindle Unlimitedは、
・読み聞かせ
・寝る前の読書習慣づくり
・行事前の導入
・絵本選び
などに活用できるサービスです。
1年続けてみて、はっきり感じたことがあります。
それは、
読書習慣は“才能”ではなく、環境でつくれるということ。
特別なことをしなくてもいい。
毎晩20分、親子で同じ時間を重ねる。
その積み重ねが、
物語を覚え、想像を広げ、自分で語り始める姿につながっていく。
読書はセンスではなく、
“仕組み”と“続けられる形”があれば育っていくものだと感じています。
まずは1冊から。今日の20分が、未来の読書力につながります。
まずは30日間、試してみる
Kindle Unlimitedは、30日間無料体験があります。
いきなり完璧を目指さなくて大丈夫。
・子どもが楽しめるか
・寝る前の流れに合うか
・親の負担にならないか
それを1冊だけ確かめる。
もし1冊でも、
「また読んで!」
が出たなら、それは十分価値があります。
※無料期間中の解約も簡単です
※合わなければ費用はかかりません
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