「車なしで子育てって実際どんな生活なんだろう?」
「買い物やおでかけはどうしているの?」
「子どもが退屈してしまわない?」
車を手放したいと思っていても、子どもがいると不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、車を手放して9か月が経った、娘が4歳の頃の暮らしを紹介します。
最寄り駅までは徒歩約25分。坂も多く、バスの本数も少なめで、決して車なし生活に便利な環境ではありません。
雨の日の移動や重い荷物の持ち運びに不便を感じる場面はあります。それでも、通園は園バス、近所への移動は電動自転車、食材や日用品の多くは宅配を利用して、普段の暮らしを送っています。こうした工夫は、当時から今も続けているものです。
ここからは、わが家のリアルな1週間のスケジュールや休日・雨の日の過ごし方、車を手放して感じた変化を紹介します。
「車なしでも子育てできるのかな?」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
わが家の家族構成と生活環境
まずは、この記事で紹介する1週間を過ごしていた頃の、家族構成と生活環境をご紹介します。
家族構成
- パパ(現役保育士)
- ママ(元保育士)
- 娘4歳(幼稚園児)
駅まで徒歩約25分、坂の多い地域での暮らし

- 神奈川県湘南エリアの小さな町に住んでいる
- 最寄り駅まで徒歩約25分
- 坂が多い地域
- バス停まで徒歩約10分、本数は1時間に1本程度
- スーパーや小児科まで徒歩約20分
- 幼稚園まで徒歩約30分
園バス・電動自転車・宅配を活用

娘の通園は園バス、夫の通勤は電動自転車と電車です。買い物や近所へのおでかけには電動自転車や徒歩、少し遠くへ行くときには電車やバスを使っています。
食材や日用品の多くは宅配で受け取っています。移動手段の使い分けと、重い荷物を届けてもらえることが、わが家の車なし生活の支えです。
▶購入した電動自転車や選び方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【実体験】中古の子供乗せ電動自転車を10万円で購入!後悔しない選び方とおすすめ購入先
▶車を手放した理由や、その後に感じたメリット・デメリットは、こちらの記事にまとめています。
車なし子育て中のわが家のリアルな1週間スケジュール
車を手放して9か月が経った頃の、わが家の基本的な1週間はこちらです。
| 曜日 | 主な過ごし方 | 移動方法 |
|---|---|---|
| 月〜金 | 幼稚園 | 園バス |
| 火 | 生活クラブの受け取り | 自宅で受け取り |
| 水 | 買い足しの買い物 | 電動自転車 |
| 土 | 土曜日は娘の希望に合わせて、図書館や公園、家で過ごす | 図書館や公園へは電動自転車、または電車+徒歩。 |
| 日 | 公園・おやつの買い物 | 徒歩・電動自転車 |
平日は娘が園バスで幼稚園へ通い、その間に私はブログ作業や家事をしています。食材の多くは生活クラブで受け取り、足りないものは水曜日に電動自転車で買い足しています。
土曜日は図書館のお話会を基本に、娘の希望に合わせて公園へ行ったり、家でゆっくり遊んだりしています。予定にこだわりすぎず、その日の娘の気持ちを大切にしています。
日曜日は、近所の公園やおやつの買い物へ出かけることが多いです。こうした普段のおでかけに加えて、月に1回は家族で少し遠出をする「おでかけデー」も楽しんでいます。
月〜金は幼稚園バスで登園

娘は平日、幼稚園バスを利用しています。
車なしで子育てをするわが家にとって、
園バスがあることは幼稚園選びの大切なポイントでした。

特に雨の日は、園バスがあって本当に良かったと感じます。
娘を送り出した後は20分の散歩

平日は家でブログを書いていることが多いため、意識的に外へ出る時間を作るようになりました。
車を手放してからは歩くことが苦ではなくなり、むしろ良いリフレッシュになることに気付きました。
歩きながら季節の変化を感じたり、頭の中を整理したりできるので、気持ちを切り替える大切な時間になっています。
火曜日は生活クラブの日

車なし生活で一番助かっているのが宅配サービスです。
火曜日は、わが家が利用している生活クラブの配達日です。
食材や日用品の多くを宅配でまかなっているため、車なしでも買い物で困ることはほとんどありません。
特に重たい炭酸水や調味料、野菜や冷凍食品を届けてもらえるのは本当に助かっています。
水曜日は買い足しの買い物

生活クラブだけでは足りないものを、水曜日にまとめて買い足します。
わが家では買うものをスマホのメモに記録しているため、買い忘れも減りました。
車を手放してから無駄遣いが減った
意外だったのが、車を手放してから無駄遣いが減ったことです。
以前は、
「甘いものが食べたいからコンビニへ行こう」
「○○がないから買い物へ行こう」
と気軽に車で出かけていました。
そして、買い物へ行くたびに予定になかったものまで買ってしまうこともありました。
今は買い物へ行く回数が減り、自転車なので持ち帰れる量にも限りがあります。
さらに、買うものをスマホにメモし、メモにないものは一度立ち止まって考えるようになりました。
その結果、以前より衝動買いが減り、節約にもつながっています。

車があった頃より、今の方がお金の使い方を考えるようになりました。
車なし生活で実際にどのように買い物をしているのか、スーパーまで徒歩20分のわが家の工夫はこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶【子育て中の車なし生活】買い物はどうしてる?スーパー徒歩20分のわが家のリアル体験
土曜日は娘の希望に合わせて、図書館や公園、家で過ごす
娘が4歳になったばかりの頃は、土曜日を「図書館の日」と決めていました。小さい頃から続けてきた習慣で、親子にとって楽しみな時間のひとつです。
ただ、次第に娘から「公園に行きたい」「今日は家でゆっくり遊びたい」という希望も出てくるようになりました。今は、図書館へ行くことにこだわらず、娘の希望を優先しています。
図書館へ行く日は、基本的に私と娘の2人で出かけます。夫にとって、土曜日の午前中はゆっくり休む時間です。
近くの図書館へ電動自転車で行くこともあれば、電車に乗って隣の市の図書館まで足を伸ばすこともあります。
図書館へ行く目的は、本に触れることです。正直に言うと、「本好きになってほしい」という親の願望もあります(笑)。
本を借りるだけでなく、お話会に参加したり、知らない町を散歩したりと、小さなおでかけとしても楽しんでいます。
図書館でも公園でも、家で遊ぶ日でも、娘が楽しめる過ごし方を選ぶことを大切にしています。
図書館では、娘が今気になっている本を楽しむ

図書館へ行く日は、幼稚園で見た絵本を探したり、気になった本を一緒に開いたりして過ごしています。
工作にハマっている娘は、工作の絵本を見るのも楽しみのひとつです。物語の絵本だけでなく、そのときの娘の興味に合わせて本を選べるのも、図書館の良さだと感じています。
娘が見たい本や知りたいことを、一緒に探す時間を大切にしています。
日曜日は公園とおやつの日
日曜日の午前中は、公園へ行くことが多いです。
わが家の周辺には徒歩や自転車で行ける公園が5か所ほどあります。
毎週、
「今日はどこの公園に行く?」
と娘に聞き、娘自身に選んでもらっています。
自分で決めた公園なので、出発前から楽しみにしていることが多いです。
公園のあとはおやつの買い物

公園で遊んだあとは、娘にとってのお楽しみ時間です。
1週間に1回だけ、おやつを買いに行きます。
娘には200円を渡し、
「200円で好きなおやつを選んでいいよ」
と伝えています。
わが家では普段の買い物は生活クラブや平日の買い足しで済ませているため、娘が自分で買い物をする機会はほとんどありません。
だからこそ、
- どれにしようかなと自分で選ぶ
- 自分でお金を出して買う
という経験を大切にしています。

お買い物を通して、少しずつお金の感覚を楽しみながら学べたらうれしいです。
午後は家で家族とゆっくり過ごす

日曜日の午後は、なるべく予定を入れません。
家でパパと遊んだり、家族でゆっくり過ごしたりします。
保育士として働いてきた経験から感じるのは、子どもにも「家でゆっくりと過ごし、体を休める時間」が必要だということです。
月曜日からまた幼稚園が始まります。
だからこそ、日曜日の午後は心と体を休める時間にしています。
娘もこの時間が好きなようで、

今日はパパといっぱい遊べる日だね
と言うこともあります。
月に1回のお楽しみ!家族のおでかけデー

車を手放してから、普段の図書館や近所の公園へのおでかけに加えて、月に1回、少し特別な「おでかけデー」を作りました。
きっかけは、車を手放して生まれた家計の余裕を、家族の思い出づくりにも使いたいという思いです。
予算内で親が考えた候補から、娘が行き先を選ぶ

行き先の候補は、おでかけにかける予算の範囲内で親がいくつか考えます。例えば、次のような場所です。
- 科学館
- 博物館
- 体験施設
- 大きな公園
- 期間限定イベント
わが家では、学びながら楽しめる場所や、体を動かして遊べる場所を候補にすることが多いです。ハロウィンイベントやミュージカルなど、面白そうな催しを見つけたときに加えることもあります。
最後は、その中から娘に選んでもらいます。親が予算を考えながら、娘も行き先を決めることに参加できる、わが家に合った方法です。
車なし生活でも家族が満足できている理由
車を手放して9か月が経ちましたが、結論から言うと、
わが家は今の生活にとても満足しています。
実は車があった頃のほうが、ショッピングモールや遠くの公園へ行く回数は多かったと思います。
でも振り返ってみると、
「何となく出かけた」
という日も少なくありませんでした。
外食をしても、
「なるべく安く済ませよう」
と考えていたこともあります。
一方、今は月に1回のおでかけだからこそ、
- どこへ行こうか
- 何を食べようか
- どんな一日にしようか
を家族で話し合います。
準備している時間からすでに楽しいのです。
実際、夫は車を手放す前、

車がなくなったらつまらなくなるんじゃない?
と言っていました。
でも今では、

車を手放してからの方がおでかけの満足度が高い気がする
と言っています。
おでかけの回数は減りました。
その代わり、一つひとつのおでかけが特別な思い出になりました。

車を手放す前は不安でしたが、今では家族に合った暮らし方が見つかったと感じています。
車があるかどうかより、
今ある環境でどう楽しむか。
車を手放して9か月。
わが家が一番大きく感じている変化です。
車なし子育ての雨の日の過ごし方
車なし生活をしていると、
「雨の日は大変じゃない?」
とよく聞かれます。
もちろん、雨の日ならではの大変さもあります。
それでも、車なし生活を続ける中で、わが家なりの楽しみ方も見つかりました。
雨の日でも楽しめる!親子で雨散歩

小雨で気候が穏やかな日は、レインコートを着て親子で散歩に出ることがあります。
雨の日には、晴れた日とは違う音や匂い、生き物との出会いがあります。
- 雨の音や匂い
- 水たまり
- カタツムリやカエル
この日は娘がカタツムリを見つけ、立ち止まって観察していました。近所の散歩でも、雨の日ならではの発見を楽しめます。
雨が強い日や、寒さ・暑さが厳しい日は無理をせず、家で過ごします。雨散歩は、天候や親子の体調に合わせたお楽しみです。
雨の日のおうち遊び①おうち映画館ごっこ

雨が強い日や、少し疲れている日はおうち時間を楽しみます。
わが家の定番は「おうち映画館ごっこ」です。
ちなみに、わが家のおうち映画館ごっこでよく利用しているのがAmazonプライム・ビデオです。
子ども向けアニメや映画もあるので、雨の日のおうち時間に助けられています。
わが家では『ドラえもん』や『おしりたんてい』などを一緒に観ることが多く、ポップコーンを用意すると娘も大喜びです。
車なし生活では、おうち時間をどう楽しむかも大切だと感じています。
雨の日のおうち遊び②工作・製作遊び

夫婦ともに保育士ということもあり、工作や製作遊びもよくします。
折り紙をしたり、段ボールで工作したり、絵を描いたり。
娘のアイデアから遊びが広がることも多く、親も一緒に楽しんでいます。
時間がたっぷりある雨の日だからこそ、大作が生まれることもあります。
雨の日のおうち遊び③親子クッキング

雨の日は、一緒に料理をすることもあります。
時間に余裕があるので、お昼ご飯やおやつを娘と作ることも少なくありません。
この日は、絵本に載っていた「おにまんじゅう」を一緒に作りました。
レシピを見ながら材料を混ぜたり、形を整えたりする時間も、娘にとっては楽しい遊びのひとつです。
自分で作ったご飯やおやつは特別おいしいようで、いつも以上によく食べていました。
今回作った「おにまんじゅう」は、こちらの絵本に載っているレシピを参考にしました。
読み聞かせだけでなく、親子で料理も楽しめるお気に入りの一冊です。
幼稚園入園前も車なしで暮らしていた
ここまで紹介してきたのは、娘が4歳になり幼稚園へ通うようになってからの生活です。
ただ、
「幼稚園に通っているからできるんじゃない?」
と思う方もいるかもしれません。
実は、娘が3歳で自宅保育をしていた頃も、わが家は車なしで生活していました。
3歳の自宅保育中は、身近な場所で遊んでいた

娘が3歳で自宅保育をしていた頃も、車なしで生活していました。当時は、次のような身近な場所で過ごすことが多かったです。
- 近所の散歩
- 公園
- 町内の図書館
- 子育てサロン
- リトミック(習い事)
最初は「近場ばかりで飽きないかな?」と思いましたが、娘は公園で虫を探したり、散歩中に花を見つけたり、図書館で絵本を選んだりして楽しんでいました。
同じ場所でも、その日出会うものや遊び方によって楽しみが変わることを、娘の様子から感じました。遠出だけでなく、身近な場所も日々の遊び場になっていました。
まとめ|移動と買い物の工夫で、車なし子育てを続けています

わが家では、園バス・電動自転車・宅配サービスを活用し、車なしで通園や買い物、休日のおでかけをしています。
- 通園は園バス、買い足しは電動自転車を利用する
- 食材や日用品の多くは宅配で受け取る
- 休日は娘の希望に合わせて、図書館・公園・家遊びを選ぶ
- 普段の遊びに加えて、月1回の少し特別なおでかけを計画する
もちろん、車があった方が便利な場面もあります。車なしで暮らせるかは、ご家庭の通園・通勤・買い物の条件によって変わるため、わが家の1週間を一つの例として参考にしていただければうれしいです。
車を手放すか迷っている方は、まずは普段の生活で車を使わない日を作ってみてください。事前に確認しておきたいことは、こちらの記事にまとめています。





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